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夜釣りの死亡事故は他人事じゃない!命を守るための5つの対処法

2025-01-20
目次

夜釣りは、日中とは違う魚が釣れたり、静かな環境で集中できたりと、たくさんの魅力がありますよね。でも、その魅力の裏には大きな危険が潜んでいることも忘れてはいけません。実際に、夜釣り中の悲しい事故は後を絶ちません。今回は、そんな夜釣りの危険から自分の命を守るための具体的な対処法を、わかりやすくお伝えします。しっかり準備をして、安全に夜釣りを楽しみましょうね。

なぜ夜釣りは危険なのか?死亡事故につながる主な原因

夜の海は、昼間とは全く違う顔を見せます。静かで美しい反面、一歩間違えれば命に関わる危険がたくさん潜んでいます。夜釣りで起こりうる事故の主な原因を知っておくことが、安全への第一歩ですよ。

視界不良による転落のリスク

夜釣りの最大の危険は、なんといっても暗さによる視界不良です。足元が見えにくいため、ちょっとした段差や濡れた場所に気づかず、足を滑らせて海に転落してしまうケースが非常に多いんです。特に、堤防の端やテトラポッドの上は、昼間でも危険な場所。夜間はさらにそのリスクが高まることを、しっかり認識しておきましょう。

体温低下(低体温症)の脅威

夜は日中に比べて気温がぐっと下がります。特に海風にさらされていると、体感温度はさらに低くなります。万が一、海に落ちてしまった場合、夏場であっても急激に体温が奪われ、低体温症に陥る危険があります。低体温症になると、体の機能が低下し、自分で泳いで岸に戻ることが困難になります。命を守るためには、適切な服装で体温を維持することがとても大切です。

判断力の低下と疲労

夜間の活動は、知らず知らずのうちに体に疲労を蓄積させます。また、普段寝ている時間に活動することで、集中力や判断力が鈍りがちになります。「いつもなら大丈夫」と思うようなことでも、夜間は思わぬミスにつながることがあります。疲労を感じたら無理をせず、休憩をとる勇気も必要ですよ。

命を守る!夜釣りに行く前の必須準備リスト

「備えあれば憂いなし」という言葉通り、夜釣りでの安全は事前の準備で大きく変わります。釣りを始める前に、必ずこれから紹介するリストをチェックしてくださいね。このひと手間が、あなたの命を守ることにつながります。

装備品のチェックリスト

夜釣りに必要な装備は、釣具だけではありません。自分の安全を確保するためのアイテムを、必ず準備していきましょう。最低限、これだけは揃えておきたいものをリストアップしました。

装備品 ポイント
ライフジャケット 国土交通省型式承認品(桜マーク付き)を必ず選びましょう。自動膨張式が動きやすくおすすめです。
ヘッドライト 両手が自由になるヘッドライトは必須です。予備の電池も忘れずに。最低でも100ルーメン以上の明るさがあると安心です。
滑りにくい靴 濡れた地面でも滑らない、スパイクシューズやフェルトスパイクシューズを選びましょう。
防寒・防水ウェア 季節を問わず、急な天候の変化や気温低下に備えて準備しましょう。体を濡らさないことが重要です。
携帯電話・モバイルバッテリー 緊急連絡用に必須です。防水ケースに入れておくと、万が一の落水時にも安心です。

天気予報と潮汐情報の確認

釣り場に行く前には、必ず天気予報を確認しましょう。特にチェックしてほしいのは、風速と波の高さです。風速が秒速7メートルを超えると海が荒れ始め、危険が増します。また、潮の満ち引き(潮汐)も重要です。満潮時刻や潮位を把握し、高波にさらわれるリスクがないか確認してください。

釣行計画の共有

これはとても重要なことです。「いつ、どこで、誰と、何時ごろまで」釣りをするのか、必ず家族や友人に伝えておきましょう。もしもの時に、あなたの情報が捜索の手がかりになります。簡単なメモを残しておくだけでも構いません。この一手間が、万が一の事態にあなたを救うことにつながるのです。

現場で実践!安全に行動するための鉄則

準備が万全でも、現場での行動が伴わなければ意味がありません。釣り場に着いてからも、常に安全を最優先に行動しましょう。ちょっとした心がけで、事故のリスクはぐっと減らせますよ。

ライフジャケットの常時着用

釣り場に着いたら、まずライフジャケットを着用しましょう。「暑いから」「面倒だから」といって着用しないのは絶対にやめてください。落水事故では、ライフジャケットを着用していたかどうかで生存率が大きく変わります。着用しているだけで、生存率は2倍以上になるとも言われています。自分の命を守るため、必ず着用してくださいね。

無理のない行動と単独釣行の回避

できる限り、夜釣りは複数人で行動することをおすすめします。仲間がいれば、万が一の時にお互いに助け合うことができますし、異変に気づいてもらいやすくなります。どうしても単独で行く場合は、周りに他の釣り人がいる場所を選び、無理な行動は絶対に避けるようにしましょう。

危険な場所には近づかない

足場の悪いテトラポッドや、波をかぶりやすい磯の先端など、危険な場所には絶対に近づかないでください。特に夜間は、波の様子が見えにくく、突然の高波に襲われる危険性があります。少しでも「危ないかな?」と感じたら、すぐに安全な場所へ移動する勇気を持ちましょう。

もしもの時の対処法!パニックにならないために

どんなに気をつけていても、事故が起こってしまう可能性はゼロではありません。万が一の事態に遭遇したとき、どう行動すればよいかを知っておくことが、命を救うことにつながります。冷静に行動できるように、対処法を頭に入れておきましょう。

海に転落してしまったら

もし海に落ちてしまったら、パニックにならずに「浮いて待て」を実践してください。慌てて泳ごうとすると体力を消耗してしまいます。ライフジャケットを着用していれば、自然に体は浮きます。大の字になって、空を見上げるような姿勢で救助を待ちましょう。可能であれば、携帯電話で118番(海上保安庁)に通報してください。

仲間が転落してしまったら

仲間が海に落ちた時、絶対にやってはいけないのが「自分も飛び込んで助けようとすること」です。助けようとした人も溺れてしまう二重遭難のケースが非常に多いのです。まずは落ち着いて、すぐに118番に通報しましょう。そして、クーラーボックスや空のペットボトルなど、浮力のあるものを投げてあげてください。決して自分一人で解決しようとしないでください。

意外な危険?夜釣りで遭遇するかもしれない生物

夜釣りの危険は、落水事故だけではありません。暗闇では、昼間なら気づけるような危険な生物に遭遇するリスクもあります。魚の知識も、安全対策の一つですよ。

毒を持つ魚

夜釣りでは、ゴンズイやハオコゼ、アイゴといった毒を持つ魚が釣れることがあります。暗くてよく見えないまま針を外そうとして、毒針に刺されてしまう事故が起きています。知らない魚や、危険だと言われている魚が釣れた場合は、無理に素手で触らず、フィッシュグリップやプライヤーを使い、慎重に針を外しましょう。

陸上の危険生物

釣り場によっては、ヘビやムカデ、スズメバチといった危険生物がいる可能性もあります。特に草むらや物陰に荷物を置く際は注意が必要です。虫よけスプレーを使用したり、むやみに草むらに入ったりしないように心がけましょう。

まとめ

夜釣りはとても楽しい趣味ですが、一歩間違えれば命を落としかねない危険な活動でもあります。しかし、今回お話ししたような正しい知識と準備、そして慎重な行動を心がければ、事故のリスクは大幅に減らすことができます。ライフジャケットの着用、釣行計画の共有、無理をしないこと。この3つを常に心に留めて、安全で楽しい夜釣りの時間を過ごしてくださいね。

参考文献

海の安全情報 – 海上保安庁

夜釣りの事故を防ぐための安全対策FAQ

Q.なぜ夜釣りは危険性が高いのですか?

A.暗闇で足元や周囲の状況が見えにくく、転倒や落水の危険性が高まるためです。また、万が一の事故が発生しても発見が遅れやすくなります。

Q.夜釣りでの最も多い死亡原因は何ですか?

A.落水による溺死が最も多い原因です。特にライフジャケットを着用していないケースが多く、低水温期は低体温症も重なり非常に危険です。

Q.夜釣りに必須の安全装備を教えてください。

A.ライフジャケット(救命胴衣)は必ず着用してください。その他、ヘッドライト、滑りにくい靴(スパイクシューズなど)、携帯電話(防水ケース入り)も必須です。

Q.ライフジャケットは膨張式でも大丈夫ですか?

A.膨張式も有効ですが、定期的なメンテナンスが不可欠です。ボンベの使用期限や作動装置の確認を怠らないようにしましょう。常時浮力がある固形式の方がより安心です。

Q.夜釣りに一人で行くのは避けるべきですか?

A.はい、単独釣行は非常に危険です。事故が発生した際に助けを呼べず、発見も遅れます。できるだけ2人以上で行動し、お互いの位置を確認しながら釣りをしましょう。

Q.もし夜間に海へ落ちてしまったらどうすればいいですか?

A.まずは落ち着いて浮力を確保することに専念してください。大声で助けを呼ぶか、携帯電話で118番(海上保安庁)に通報します。無理に岸まで泳ごうとせず、体力を温存しながら救助を待つことが重要です。

事務所概要
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