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乳酸がたまった状態での筋トレは逆効果?正しい知識で効果アップ!

2025-03-12
目次

筋トレ後に感じる「乳酸がたまっている」というだるさや重さ。この状態でさらに筋トレを続けると、一体どんな効果があるのでしょうか?「疲労物質」なんて呼ばれることもある乳酸ですが、実は最新の研究でその役割が見直され、一概に悪者とは言えなくなってきました。この記事では、乳酸がたまっているときの筋トレ効果について、メリット・デメリットを交えながら分かりやすく解説していきますね。

そもそも「乳酸がたまっている」ってどんな状態?

多くの方が「乳酸がたまっている」と表現するのは、筋肉が重くだるい、張っているような感覚のことだと思います。でも、この感覚の正体が本当に乳酸だけなのかというと、実は少し違うんです。まずは、乳酸の本当の姿について知っていきましょう。

乳酸は悪者?最新研究で分かった本当の役割

かつて乳酸は「疲労物質」と呼ばれ、筋肉痛や疲労の直接的な原因だと考えられていました。しかし、近年の研究では、乳酸は疲労物質ではなく、運動中の重要なエネルギー源になることが分かってきたんです。激しい運動で糖質が分解される際に作られますが、それはゴミではなく、心臓や筋肉で再びエネルギーとして使われる、とても大切な存在なんですよ。

運動で乳酸が生成されるメカニズム

私たちがスクワットやダッシュのような強度の高い運動をすると、筋肉はたくさんのエネルギーを急いで必要とします。このとき、酸素を使ってゆっくりエネルギーを作る方法だけでは間に合わなくなります。そこで、酸素を使わずに素早く糖を分解してエネルギーを作り出す「解糖系」というシステムがフル稼働します。この過程で副産物として生まれるのが乳酸なんです。つまり、乳酸が生成されるのは、それだけ一生懸命トレーニングを頑張った証拠とも言えますね。

筋肉の疲労感の本当の原因は?

では、あの筋肉のだるさや疲労感の原因は何かというと、乳酸そのものではないという説が有力です。主な原因としては、乳酸が作られる過程で同時に発生する水素イオンによって筋肉内が酸性に傾くこと(アシドーシス)や、エネルギー源であるATP(アデノシン三リン酸)が不足すること、筋繊維が細かく傷つくことなどが挙げられます。これらが複合的に絡み合って、私たちは「疲労」を感じていると考えられています。

乳酸がたまっているときの筋トレ|効果とメリット

「疲れているなら休んだ方がいい」と思われがちですが、実は乳酸がたまっている状態でのトレーニングにも、いくつかの嬉しいメリットがあるんです。もちろん、無理は禁物ですが、どんな良いことがあるのか見ていきましょう。

成長ホルモンの分泌促進

乳酸が筋肉にたまると、それが脳を刺激して成長ホルモンの分泌を促す効果があると言われています。成長ホルモンは、筋肉を大きくしたり、体脂肪の燃焼を助けたりする働きがあるため、筋トレの効果を高める上で非常に重要です。この仕組みを利用したのが、血流を制限しながら軽い負荷で行う加圧トレーニングなんですよ。

筋肉の代謝能力の向上

あえて乳酸がたまるような環境でトレーニングを続けると、体は乳酸をエネルギーとして再利用する能力に適応していきます。これを「乳酸性作業閾値(LT値)の向上」と呼びます。この能力が高まると、同じ強度の運動をしても疲れにくくなり、持久力やパフォーマンスの向上につながります。より長く、より強くトレーニングができる体になれるということですね。

乳酸がたまっているときの筋トレ|注意点とデメリット

良いことがある一方で、やはり疲労がたまっている状態でのトレーニングには注意が必要です。メリットばかりに目を向けて無理をしてしまうと、逆効果になってしまうこともあります。

オーバートレーニングのリスク

筋肉が十分に回復していない状態で高強度のトレーニングを繰り返すと、オーバートレーニングに陥る危険性があります。オーバートレーニングになると、トレーニングしてもパフォーマンスが上がらない、常に疲労感が抜けない、免疫力が低下して風邪をひきやすくなる、といった状態になってしまいます。頑張りが裏目に出てしまうのは避けたいですよね。

フォームの乱れによる怪我の危険性

疲労がたまっていると、どうしても集中力が散漫になりがちです。その結果、無意識のうちに正しいトレーニングフォームが崩れてしまうことがあります。フォームが乱れると、狙った筋肉に刺激が入らないだけでなく、関節や靭帯に余計な負担がかかり、思わぬ怪我につながる可能性が高まります。

筋肥大効果の低下

筋肉が成長するためには、「トレーニング(破壊)・栄養・休息(修復)」の3つのサイクルが不可欠です。疲労がたまった状態でトレーニングを優先してしまうと、「休息」の時間が不足し、筋肉が十分に修復されません。これでは、せっかくのトレーニングが筋肥大につながらず、非効率になってしまうのです。

結局、筋トレしても良い?判断基準を解説

メリットとデメリットを知った上で、「じゃあ、結局どうすればいいの?」と思いますよね。大切なのは、ご自身の体の状態を正しく見極めることです。ここでは、トレーニングを続けるか休むべきかの具体的な判断基準をご紹介します。

こんな時は「GOサイン」!軽いトレーニングならOK

「少し筋肉が張っているな」と感じる程度の軽い筋肉痛であれば、トレーニングをしても大丈夫です。むしろ、ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動や、低負荷・高回数のトレーニングといった積極的休養(アクティブレスト)を取り入れることで、血行が促進され、疲労物質の排出が促される効果が期待できます。いつもより重量を50%程度に落として、フォームを確認しながら行うのがおすすめです。

こんな時は「STOPサイン」!休息を優先すべき

以下のようなサインが出ている場合は、無理せずトレーニングを休みましょう。
・動かすのが辛いほどの強い筋肉痛
・関節に痛みや違和感がある
・めまいや吐き気、頭痛がする
・普段の生活でも疲労感が抜けない
こんなときは、体が「休んでください」という悲鳴をあげている証拠です。勇気をもって休み、回復に専念しましょう。

疲労を早く回復させるためのポイント

トレーニング効果を最大化するためには、疲労をいかに早く回復させるかが鍵となります。日々の生活で取り入れられる回復のポイントを3つご紹介します。

栄養補給の重要性

トレーニング後の体は、栄養を吸収しやすいゴールデンタイムです。特に運動後30分~1時間以内を目安に、筋肉の材料となるタンパク質(プロテイン、鶏むね肉など)と、失われたエネルギーを補給する糖質(おにぎり、バナナなど)をセットで摂取することが大切です。

疲労回復を助ける栄養素
目的 摂取したい栄養素
筋肉の修復・合成 タンパク質、BCAA
エネルギー回復 糖質(炭水化物)

質の高い睡眠

筋肉の修復や成長を促す成長ホルモンは、睡眠中に最も多く分泌されます。特に、眠り始めの深いノンレム睡眠のときに多く分泌されるため、睡眠の「質」が重要です。毎日7時間以上の睡眠時間を確保することを目標に、寝る前のスマートフォン操作を控えるなど、リラックスできる環境を整えましょう。

効果的なクールダウンとセルフケア

トレーニングをやりっぱなしにせず、クールダウンを習慣にしましょう。軽いストレッチで使った筋肉をゆっくり伸ばしたり、38~40℃程度のぬるめのお湯にゆっくり浸かって血行を促進したりするのも効果的です。また、マッサージガンやフォームローラーを使って硬くなった筋肉をほぐすセルフケアも、回復を早めるのに役立ちますよ。

まとめ

「乳酸がたまっている」と感じる状態での筋トレは、一概に「良い」「悪い」と決めつけられるものではありません。軽い負荷で行うことで成長ホルモンの分泌を促すといったメリットもありますが、無理をすればオーバートレーニングや怪我につながるデメリットもあります。最も大切なのは、ご自身の体の声に耳を傾けることです。疲労度に合わせてトレーニングの強度を調整し、栄養と休息をしっかり確保することが、結果的に理想の体への一番の近道になります。乳酸を敵視するのではなく、自分の頑張りを教えてくれるサインとして、上手付き合っていきましょう。

乳酸と筋トレのよくある質問まとめ

Q. 乳酸がたまると、なぜ筋肉がだるく感じるのですか?

A. 昔は乳酸が原因と言われていましたが、現在は筋肉が酸性に傾くこと(アシドーシス)やエネルギー不足などが複合的な原因と考えられています。乳酸はむしろエネルギーとして再利用されます。

Q. 筋肉痛のときに筋トレを続けると、筋肉はつきにくくなりますか?

A. はい、可能性があります。筋肉は休息中に修復・成長するため、回復が不十分な状態での高強度トレーニングは、かえって筋肥大を妨げることがあります。

Q. 乳酸を早くなくす方法はありますか?

A. 乳酸は運動後、比較的速やかにエネルギーとして再利用されたり肝臓で処理されたりします。軽い有酸素運動(アクティブレスト)やストレッチで血行を促進すると、回復がスムーズになります。

Q. 乳酸がたまりやすい人とたまりにくい人の違いは何ですか?

A. 日頃のトレーニング強度や内容によって、乳酸を処理する能力に差が出ます。トレーニングを積むことで、乳酸をエネルギーとして効率よく使えるようになり、疲れにくくなります。

Q. 疲れているときにプロテインだけ飲んでおけば大丈夫ですか?

A. プロテイン(タンパク質)だけでなく、エネルギー回復のために糖質(おにぎりやバナナなど)も一緒に摂ることが重要です。両方をバランス良く摂取することで、筋肉の修復と回復が効率的に進みます。

Q. 乳酸がたまっている状態でトレーニングする場合、どのくらいの重さが適切ですか?

A. 普段扱っている重量の50%~70%程度の軽い負荷に設定することをおすすめします。フォームを崩さず、無理なく行える範囲で調整しましょう。

事務所概要
社名
税理士法人プライムパートナーズ
住所
〒107-0052
東京都港区赤坂5丁目2−33
IsaI AkasakA 17階
対応責任者
税理士 島本 雅史

本記事は正確な情報提供を心掛けておりますが、執筆時点の情報に基づいているため、法改正や人的ミス、個別のケースにより適用が異なる可能性があります。最新の情報や具体的なご相談については、お気軽に弊法人の税理士までお問い合わせください。

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